浴室の壁は磁石が利用できる場合が多い

浴室では、とかく物の収納で困ってしまう傾向があります。色々と置くべき物はありますが、なかなか収納スペースが足りない事もあるでしょう。多くの方々は、浴室に吸盤などは設置しています。しかし浴室の壁は、必ずしも吸盤が付いてくれるとは限りません。ところでご家庭によっては、バスルームがユニットバスになっている事もあります。そのような浴室の場合は、吸盤を取りつけるというよりは、むしろ磁石を使ってみると良いでしょう。余り知られていないのですが、実はユニットバスの壁面は、磁石などでも問題はありません。試しにその壁面に磁石を取り付けてみると、それがよく分かります。収納が足りない時は、やはり壁面にぶら下げる方が良いのです。床面の面積にも限りがありますから、かえって壁にぶら下げておく方が、すっきりと収納できる傾向があります。そこで磁石を壁面に取り付けて、棒などを使用すれば、かなり多くの物を収納できるようになります。そのやり方ですが、まずは壁の2ヶ所に対して磁石を設置します。その2つは、橋の両端のようなイメージになるのです。磁石の上に何らかの棒を設置し、橋渡しの状態にすると良いでしょう。いわゆる物干し竿のような状態になります。それで色々な物をぶら下げておけば、随分とバスルームの収納はすっきりしてきます。ただし磁力などには、注意が必要です。そもそも磁石の強さには、限界があるのです。耐荷重量はありますから、確認しておく方が良いでしょう。一般的な製品の場合は、耐荷重量は800グラム程度と言われています。それを2箇所に付ける訳ですから、最大1,600グラム程度は耐えられる事にはなります。ただし、もちろんそれも磁石の強さ次第です。ちなみに、ユニットバスの壁面に磁石がくっつく理由ですが、大抵は鋼板が使われているのです。鋼は、主に鉄と炭素によって生成されています。磁石はそれにくっつく性能があるので、ユニットバスの壁面にも取り付けられる訳です。