保冷材は捨てずに役立てることを考える

保冷剤は、何かにつけて溜まってしまう傾向があります。確かに食品を冷やしたい時などは、保冷剤は便利なのです。しかし保冷剤は、どうしても余ってしまう事もあるでしょう。つい廃棄処分しがちですが、実は保冷剤は意外な使い方もあります。ガーデニングを行っているなら、土の表面部分に保冷剤を置いておくと良いでしょう。しばらく水やりが不要になるからです。そもそも冷たい物をどこに置いておくと、自然と露が生じるでしょう。空気中にある水蒸気が保冷剤の冷気に反応して、露が出てくるのです。という事は、植木鉢の地面の上に保冷剤を置いておけば、自然と露が発生します。その露が、植物に水を与えてくれる訳です。外出する時などは、保冷剤は植木鉢の土の上に置いてみると良いでしょう。というのも外出している時には、もちろん水やりは行えません。それでは植物が水分不足になってしまうでしょう。しかし保冷剤の表面に露が生じて、植木鉢の土の上に落下してくれれば、自然と植物に水やりが行われている状態になります。ですから、実質的には水やりも不要になるのです。それと保冷剤は、実は毛穴に対する効果もあります。そもそも毛穴の表面は、余り開いてしまうのは良くありません。何とかして毛穴の口を閉じたくなる事もあるでしょう。しかし市販の化粧水などを使用しても、なかなか閉じてくれない事があります。そういう時は、毛穴を冷やすのが良いのです。冷やしてあげますと、毛穴の組織が反応して、自然と口が閉じられるからです。ですからスキンケアの為に、保冷剤を使用してみるのも有効です。毛穴を引き締めたい箇所に対して、保冷剤をタッチしてあげれば、自然とスキンケアを行えるようになります。このように保冷剤は、実は日常生活で活躍してくれる場面も、意外と多いのです。外出時に植物の水やりに使用できるのは、やはり便利です。ですから保冷剤は廃棄処分せずに、保管しておくと良いでしょう。